まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(245)

学生時代に覚えた“rusty”をジーニアス英和辞典に当たる。「さび付いた」「衰えた」「さび色の」「しわがれ声の」など6つの意味が出ている。念のため、ロングマン英英辞典にも当たる。掲載されている意味は、初めの2つ。ペーダ先生から習ったのも初めの2つである。授業中、“Are you rusty-headed?”「頭さび付いているか、君?」「頭もうダメになっている?」と問われて肯定する学生など皆無。みんな18,9である。打ち消して当然であろう。あまり良いイメージを持つ語ではないと思っていたら、大手H急百貨店の新聞広告で見かける。最近は心底驚くことが多い。どうやら、紳士物アパレルのブランド名のようである。「斬新なデザイン」「カッコかわいい」がキャッチコピー。ネーミング担当者は、「さび色の」という意味から「派手やかでなく、落ち着いた深い味」でも連想したか。胸の部分に“RUSTY”の文字が大きく躍っている。国内で着るのだから問題ないのであろう。が、海外旅行が当たり前の時代。英語圏に持っていき物笑いの種にならないか、ちょっと心配。着用している若者に存命中のペーダ先生が遭遇した場面を連想。「ワタシ、錆びてナーイ! あなた、錆びてる?」くらいはおっしゃったか。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『イモ見ず焼く子(イモミズヤクコ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:東大で漱石の前任者。学生の人気が非常に高かったという。