まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Henry Hudson

コロンブス西インド諸島に到達するのは、1492年。ヴァスコ・ダ・ガマのインド到達は、1498年。マゼランの部下により世界周航が達成されるのは、1522年9月のこと。ヘンリー・ハドソンが誕生したのは地理上の発見後だが、なお新航路発見の模索が続いている時代である。例えば、夏季の北極海を利用し最短で中国へ到達する航路や、新大陸北部を経由して太平洋に至る航路などの開発がプランに上った。実際にハドソンは、1607年と1608年の2度北極海を探検。どちらも途中での帰国を余儀なくされている。いくら夏季とはいえ、探検の場所は北極海。全長が20メートルちょっとの木造船での航行には無理がある。その後1609年に新大陸北部の探検に従事。現在のニューヨークからハドソン川を遡り、オルバニーに達している。更にカナダ北東部を探検。新航路発見とはならなかったが、ハドソン海峡ハドソン湾を発見している。ヘンリー・ハドソンは、1560年代〜1570年頃に英国に生まれた、船長、探検家。1611年頃カナダ北東部で亡くなったらしい。生まれも亡くなった日も不明。地域は異なるが、加藤清正(1562年〜1611年)と同時代人。中学生用地図帳の索引には「ハドソン湾」が掲載されているし、高校生用になら更に「ハドソン海峡」や「ハドソン川」が収められている。それらの名称はすべて、ヘンリー・ハドソンに因む。ちょうど400年後、自分の探検した氷の浮かぶ川に上空から舞い降りた巨大な船(エアバスA320、USエアウェイズ1549便、Chesley Sullenberger機長操縦)が不時着。乗客乗員155名全員が救出される、ハドソン川の奇跡(Chesley Sullenberger機長)が起ころうなど、夢想すら出来なかったに違いない。400年は長い。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『襟、貸して(エリカシテ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:「西日の―」は強烈。