まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「みずほ」乗車顛末(2)

帰省先の宮崎への移動手段は、近年はたいてい航空機。お安くない正規運賃(2万5700円)を支払っているにも関わらず、前席のハゲ頭が自分の鼻先に接近するほどの狭いシートピッチ(恐らく70センチ台)には閉口する。窓際の席に座るには、通路側の先客にいちいち退いて貰わねばならない。これでは乗客ではなく、檻に入れられたペット扱いではないか。たまに愛車を利用するが、家族には評判が良くない。時間がかかるし、乗っているだけでも疲れるからという。レールファンとしてはゆったりした座席のJRを推奨したいが、小倉・宮崎間は家族には耐え難い。停車駅が多く時間がかかる上に、2度の乗り換えを強いられる。停車駅の少ないソニック13号を別府で降り、同じホームのにちりん11号に乗り継いでも停車駅は14(乗車時間4時間33分。にちりん3号だと停車駅は20。乗車時間は4時間55分に増加)。新大阪を7:58発のぞみ27号で出発しても、宮崎到着は15:13。別府での乗り換えも加わり、大阪・小倉間2時間8分の快適さも吹き飛んでしまう。が、日豊本線は電化されたとはいえ、カーブが多く単線区間も長い。高速列車のダイヤは組めない。同情。運賃も特急料金もかさむが、鹿児島中央経由での宮崎入りを考えてみる。新大阪を7:50発みずほ603号で出発し鹿児島中央下車。きりしま10号に乗り継げば、宮崎到着は13:50。小倉からの距離は大分経由(339.9キロ)に比べて160.1キロ長いものの、所要時間は1時間23分短い。片道1万9400円で済むところに、2万5720円を出す値打ちは果たしてあるのか。恐る恐る我が家の財務大臣にお伺いを立てる。意外とすんなりOKが出た。「飛行機よりまだ安いから」が理由である。なるほど、伊丹までの電車賃・バス代に宮崎空港から市内までのバス代を合わせると、大人2人往復で5千円を下らない。JRなら、自宅前から新大阪までの運賃は含まれているし、訪問先のYM邸は宮崎駅から徒歩圏内。丈母の初盆に宮崎入りするのに、「みずほ603」に乗車できるチャンスが生まれた瞬間である。もっとも、お盆の多客期に運良く指定席が取れればの話である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


胡錦涛、干せ(コキントウホセ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:夫婦と氏を同じくする子とを単位として作られる文書の全部を写したもの。