まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(238)

ペーダ先生が授業でご使用になった、Max Wilk著“The Wit and Wisdom of Hollywood”に前回登場したHedda Hopperは米女優でコラムニスト。はっきり言うとゴシップ屋。1885年5/2〜1966年2/1。本名、Elda Furry。ペンシルベニア州ハラデイズバーグ生まれ。実家は精肉店経営。兄弟姉妹7人の中で育つ。コーラスガールから女優に転身。サイレントとトーキーを合わせ、120本以上の映画に出演。専ら上流階級の女性を演じる。4回の離婚歴をもつ、DeWolf Hopperと結婚するのは28歳。Eldaは夫をWolfieと呼ぶが、Dewolfは妻の名Eldaをまともに呼べない。4人いる前妻のいずれかで呼ぶため不和の原因となる。Elda(エルダ)の前がNella(ネラ)、3人目の妻がEdna(エドナ)、2人目がIda(アイダ)、最初の妻がElla(エラ)というから同情すべき点はある。占い師に依頼しHeddaと改名したのも空しく、9年で離婚している。中年になり人気に陰りが出ると、新聞のゴシップ記事を担当。ロサンゼルス・タイムズに『ヘッダ・ハパーのハリウッド』を掲載し人気コラムニストになるのは53歳。自分自身が女優出身故か、記事は辛辣を極める。俳優を生かすも殺すも思いのまま、生殺与奪の権を握るとまで言われたらしい。ヤンキー・スタジアムが「ベーブ・ルース(1895年〜1948年)の建てた家」と呼ばれるのに倣ったのかどうか、ヘッダ・ハパーがビバリーヒルズに購入した邸宅は、「恐怖が建てた家」と呼ばれたという。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『恥ずかしや、魔美を思うのを(ハズカシヤマミヲオモウノヲ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:「飢えたる者は食を選ばず」と続く。