まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(235)

ペーダ先生が授業でご使用になった、Max Wilk著“The Wit and Wisdom of Hollywood”には、女優で脚本家のMae West(1893年8/17〜1980年11/22)が登場する。メイ・ウエストは、ニューヨーク・ブルックリン出身。父親はプロボクサー、後に私立探偵。母親は元ファッションモデル。ショービジネスの世界に入ったのは14歳。“Baby Mae”の芸名で、声色を使った男役を含めさまざまな役をこなす。女優として人気が低迷した頃、手がけたのが脚本。トロントの夜の世界を描き、自ら舞台に立つと大当たり。下品な掛詞や好色な隠語を多用。性悪女を演じて右に出るものなし。グラマラスなバディも相まって、男性客をブロードウェイに釘付け。米軍では第二次大戦中、“Mae West”が救命胴衣を表す隠語だったらしい。舞台でのきわどい内容が検閲に引っ掛かり、逮捕・服役も経験。映画制作と出演のため、ハリウッドに現れた際のことば。「大都会でひと稼ぎしようとはるばるやってきた御上りさんじゃない。私は、大都会からこのちっぽけな町にやってきた大物なのよ」同性からは嫌われ、幾たびも衝突。例外的に、マレーネ・ディートリッヒとは仲が悪くなかったという。舞台や映画と違って、私生活は至って普通。ウエストについて詳しく書くと、先生の掟の1つ“Don't be vulgar.”「低俗に陥るな」に抵触する。でも、教材に出てきた人物である。載せるの、載せないの? 二律背反。よく知られた彼女の科白を引用して、本日はお仕舞い。
“When I'm good,I'm very good,when I'm bad,I'm better.”
“Is that a gun in your pocket,or are you glad to see me?”


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『さあ、上手くしろ(サアウマクシロ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:島原の乱