まちゃつの徒然日記

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纏向(まきむく)遺跡

奈良県中部に位置する桜井市。古来より大阪と伊賀・伊勢とを結ぶ初瀬街道(R165)の要所に位置。製材業が盛ん。大和高田・桜井間をほぼ並走する近鉄大阪線とJR桜井線。隣り合わせの桜井駅から先も近鉄大阪線は東進を続けるが、JR桜井線は奈良を目指して北上する。1つ目が三輪駅で、大神(おおみわ)神社への最寄り駅。2つ目の巻向(まきむく)駅に到着するちょっと前、左手に箸墓古墳が見える。卑弥呼の墓と伝えられる、前方後円墳である。JR巻向駅を中心に3平方キロメートルが、本日話題の纏向遺跡。1971年以来40年に渡り、橿原考古学研究所及び桜井教委が発掘作業に当たる。2010年、鯉、鯛、、鯵、鯖、イノシシなどの骨に混じり2000個もの桃の種が出土。桃は邪気を払う供物として、当時貴重なものだったらしい。邪馬台国がいずれにあったにしろ、決定打となるのは金印だろう。だが、発掘済みは遺跡の5%に過ぎないという。気になるところである。『魏志倭人伝』に依れば、239年に卑弥呼の使者(難升米)が明帝より親魏倭王の金印を授かっている。行方知れずの金印が宇宙空間に出ていくはずもない。地上のどこかに埋もれているはずである。住まいが戸建てだと、ここ掘れワンワンが可能。大判小判ならぬ、金印が出土したりして。垂直長屋住民のただの夢想か。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


信越、有利(シンエツユウリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:π。