まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Glenfiddich 18 Years Old(2)

グレンフィディック蒸留所は、スコットランドでも北部のハイランド、スペイ川上流でケアンゴームズ国立公園北側に位置。1887(明治20)年の創業というから、秋山実之が海兵に入学して2年目の頃。最初は他メーカーと同様、トウモロコシ由来のグレン・ウィスキーとブレンドする、ブレンディッド・ウィスキーを製造。他業者の嘲りの中、貴重なモルトをグレンで薄めずに販売することに決定したのは1963年のこと。現在では、世界で飲まれるシングルモルトの1/3を製造。単式蒸留器29基(!)を所有する、スコットランド最大の蒸留所に発展している。緩やかな起伏のある地形の中、高層の建物はない。2、3階建ての高さの工場が並ぶ。北側のキャッスルロード(B975)は、センターラインのない田舎道。誰もいない。舗装されており工場側には樹木が並ぶ。北側は見通せるから、防風林(?)か。南北に走るステーションロード(A941)は、片側1車線の舗装路。交差点近くにある見学者用の駐車スペースはたっぷり。バス停もある。6台しか駐車スペースがない、Sトリーは見習いなさい! 今時シングルモルトと言えば、ジャパニーズ・ウィスキーがその代名詞。WWA(ワールド・ウィスキー・アウォード)の審査は、7部門すべてがブラインドで行われる。2011年、ピュアモルト部門では、Nッカが4年連続の最優秀賞を受賞。竹鶴21年とシングルモルト余市1987で達成。Sトリーもシングルモルト部門で山崎1984、ブレンディッド・ウィスキー部門で響21年がそれぞれ受賞している。ウィスキー党の一員として、幸せな時代に巡り合ったことに感謝したい。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『食い意地癒す、地歴(クイイジイヤスチレキ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:タービンを回したり、二次に熱を与えたりする。