「友達として付き合うのに良くない、７タイプ。１つ、身分の高い人。２つ、若い奴。３つ、病気知らずの丈夫な奴。４つ、酒飲み。５つ、血気にはやる武士。６つ、嘘つき。７つ、欲の皮が突っ張った奴。良い友、３つ。１つ、物をくれる友。２つ、医者。３つ、知恵のある友」まちゃつの適当極まりない訳では心もとない。原文も掲載しよう。
「友とするにわろき者七つあり。一つには高くやんごとなき人、二つには若き人、三つには病なく身強き人、四つには酒を好む人、五つには武く勇める兵、六つには虚言する人、七つには欲深き人。良き友三つあり。一つには物くるる友、二つにはくすし、三つには知慧ある友」
相手が偉いと言いたいことは言えないし、付き合いに金もかかる。世代間のギャップはいつの時代も同じ。若い異性とくっつく人もいるが…。病弱の人への思いやりに欠け、優しい振る舞いが出来ない。当時も飲ミニケーションがあったのでは？ アルコール分解能力に欠けていたか。元公家としては当然。だって、人斬り包丁携帯してるもん。分かっているのに、自ら進んで友人になる者などいない。残りの２つは当然。良いのも、悪いのも、最初の１つが兼好の凄さではないか。お中元、お歳暮に留まらない。バレンタイン、ひな祭り、端午の節句、母の日、父の日など、日本人はプレゼントが大好きである。さすが慧眼の士、兼好。６００年以上も後の世を見通しているではないか。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『本妻だが、運挽回（ホンサイダガウンバンカイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：非行のあった判事を…。
