まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

呂不韋(りょ・ふい)

春秋戦国時代末期の豪商。河南の人。生年不詳〜235B.C.。仕事柄、南船北馬の生活。趙の都・邯鄲(かんたん)に出かけた折、秦の太子が人質として暮らしているという耳寄りな情報に接する。会ってみると、子楚(後の荘襄王)の姿はみすぼらしい。秦に20人もいる庶子(妾の子)の1人に過ぎないため、粗略な扱いを受けている。商売人故、弁舌はさわやかだったか。子楚に王となる希望を持たせると、策略を用いて夢を実現させる。自分の子を身ごもっている趙姫を子楚に嫁がせ、誕生したのが始皇帝だという。「奇貨居(お)くべし」(得がたい機会だから、うまく利用すべきだ)は、呂不韋が人質の話を耳にした際に発したことばに遡る。つまり、故事成語である。

奇貨可居。
奇貨(きか)居(お)くべし。
これは珍しい大切な代物だ。このまま蓄えておけば、後日必ず役に立つだろう。

呂不韋は、丞相(しょうじょう:王を助けて国政を行う大臣)に出世。辣腕を振るうが、始皇帝に謀反の疑いをかけられ自殺したという。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『寿司、いくら?(スシイクラ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:危機。