メキシコのカンクン（菅君ではない）で開催された、COP１６（国連の気候変動枠組み条約第１６回締約国会議）が閉幕して９ヵ月。産業化が始まる以前の気温と比べて、上昇幅を２度以内に抑える呼びかけを行い、気温上昇を１．５度以内にするための研究の必要性を訴えた。また、森林破壊防止や各国の気候変動対策の実施状況を検証することでも合意。Cancun合意と呼ぶらしい。EU、米国、日本は、その前のCOP１５（コペンハーゲン合意）で、先進国が共同して年間３００億ドルの緊急支援を行い、２０２０年までに年間１０００億ドル（８兆円）の資金を集める目標に合意している。日本の人口は毎年減少。震災復興にも巨費が見込まれる。消費税率を上げた上で、子ども手当の２．９兆円、高校授業料無償化４６００億円などを復興支援に充てられないものか。ところで、もっと怖い温暖化の話。太陽の寿命は、あと６０億年ほどあるらしい。でも、太陽の明るさが現在の１０％増になるのに１１億年しかかからないという。海水がどんどん蒸発し始め、現在の金星状態になることが確実視されている。生物が生息できる環境ではなくなるということ。どこかへ移らねばなるまい。１１億年といえば、途方もなく長い時間であるが、太陽は銀河系をたった４，５周しかしない。準備を始めるのに早すぎるということはない。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ようし、灯籠引くよ（ヨウシトウロウヒクヨ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：例えば、グリコのマラソンマン。
