まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(224)

ペーダ先生ご使用教材、Max Wilk著“The Wit and Wisdom of Hollywood”にはコメディアンのJackie Vernon(1924年3/29〜1987年11/10)も登場する。ヴァーノンは、ニューヨーク市出身。本名は、Ralph Verrone(ラルフ・ヴェッローネ)。独りで舞台に立ち世相の批評・風刺・自虐の各ネタを披露。持ちネタの中では「スライド・ショー」がよく知られる。スライドは全く使用されないが、使用しているつもりで演じるのである。映像が切り替わる時の音は、自身の右手に持った器具で実際に「カチッ」と鳴らす。座って喋ることはないから、落語の仲間ではない。強いて言えば、独り漫才。最近は流行らないが、漫談というのが正確だろう。演じている最中に本人が笑うことは決してないが、観客は笑い転げる。万事控えめで、優しい語り口。「真面目くさった顔で冗談を言う王様」の異名を取る。同じ漫談家のスティーブン・ライトやミッチ・ヘドバーグに大きな影響を与えたと言われている。始まりの科白は、“To look at me now,it's hard to believe I was once considered a dull guy.”「今の私を見れば、かつて退屈な奴と見なされていたなんて信じがたい」1950年代は仕事のえり好みはせずに、全米の安酒場を駆けめぐる。1963年、オンタリオ市のナイトクラブ(ウィンスロー)で演じた際、偶然居合わせたテレビプロデューサーのスティーブ・アレンから自分の番組に出演しないかと勧められたのが世に出るきっかけだったという。ラスベガスでは頻繁に出演。ニューヨークのBlue Angel、サンフランシスコのHungy Iでもよく演じたらしい。心臓発作のため、64歳の時、ハリウッドで亡くなっている。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『名人展示(メイジンテンジ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:えらーい人たちがいっぱい載っている。