秦という国がある。周の封建制度を廃止し、群県制度を施行。中国最初の中央集権国家を樹立。始皇帝が天下を統一するが、後に漢の高祖に滅ぼされる。陳勝は、秦末期の反乱指導者。河南省陽城の出身で、初めは地主の雇われ人。後に呉広と共に謀反を起こす。秦軍に敗れはするものの、秦滅亡のきっかけを作る。生年不詳〜２０９B.C.。その陳勝が、雇われ百姓だった頃の話。労働者仲間に、自分が出世してもお互いに忘れないようにしようと語ったらしい。「日雇い百姓のお前に出世なんかできる訳ないだろう」と同僚が嘲笑うと、陳勝は次のように述べたという。
燕雀安知鴻鵠之志哉。
燕雀（えんじゃく）安（いずく）んぞ鴻鵠（こうこく）の志を知らんや。
燕や雀のような小さな鳥に、どうして鴻（おおとり）や鵠（はくちょう）の心が分かろうか。小人に大人の心は分かるものではない。
抱負は大切。将来飛躍するための種やね。「まちゃつ、それって、大豆が原料の白い直方体ちゃうか」「それは、豆腐！」
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『暗記攻めさせん（アンキゼメサセン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：８月下旬から１０月にかけて日本に停滞。
