まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(222)

ペーダ先生ご使用教材、Max Wilk著“The Wit and Wisdom of Hollywood”には俳優のJohn Barrymore(1882年2/15〜1942年5/29)も登場する。ジョン・バリモアは、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。2007年に雑誌『ピープル』でmost beautiful peopleの第1位となった、女優ドゥルー・バリモアの祖父に当たる。本名John Sidney Blyth。両親も親戚も舞台俳優という環境で育つ。学生時代は画家志望。一旦は新聞社で絵を描く仕事に就くものの、結局は21歳から舞台に立つ。初めは『フォーチュン・ハンター(財産目当てに結婚する男)』など、コメディーでの二枚目役で人気を博すが、後には高尚な作品『ハムレット』『リチャード3世』などでの独創的な演技が評価されシェークスピア俳優として確固たる地位を築く。27歳でブロードウェイの人気者にのし上がり、映画界に入るのは32歳。『ジキル博士とハイド氏』1920年、『シャーロック・ホームズ』1922年、『グランドホテル』1932年など59作品に出演。女性関係は派手で4度結婚。晩年は不遇で失意のうちに亡くなったらしい。二十歳になる前の1901年から1902年には、危ない橋を渡る。コーラスガールのEvelyn Nesbitに言い寄ると、「イーヴリンが妊娠。ジョンが堕胎手術の手配をし、虫垂炎の手術と欺いた」とする噂が渦巻く。その4年後、イーヴリンの別の愛人で著名な建築家、スタンフォード・ホワイトが、イーヴリンの夫でピッツバーグの富豪ハリー・ソーに謀殺されるという事件が発生。ハリー・ソーの裁判で弁護側は、イーヴリンがふしだらな履歴の持ち主であるとする被告人に有利な証言を得るためにバリモアを召喚。宣誓後2人は、堕胎の事実はないと証言したという。キミコは危うきに近寄らず、という慣用句があったね。まちゃつ、「キミコ」じゃなくて「クンシ」やで!


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『鞍馬が詫びない(クラマガワビナイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:借金すると…。