まちゃつの徒然日記

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高野山・奥之院(2)

5月の高野山訪問パート5。駐車場は満車だが、一の橋からの2キロは人影もまばら。墓石を確認しながらゆっくり歩ける。ウィークデイ効果満点。不相応な巨石を購入した小藩を見かける一方、意外に質素な武田家の墓石。苔むしており文字は読めない。苔の生えにくい石質を求めて、わざわざ尾鷲から石材を取り寄せた紀州徳川家とは対照的。「御旗楯無もご照覧あれ」を思い起こす。30余年昔に比べ、玉垣や灯籠を含めてどの墓石も大なり小なり傾いている。甚だしきは倒されている。下手人は、生長し巨樹となった高野槙の根。紀州徳川家菩提寺、長保寺の墳墓と同様の憂き目を見る。手入れがなされていない墓所も散見される。墓地の千年後に不安がよぎる。御廟橋すぐ南側の玉川で水行中の高齢者を見かける。大阪は26度だが、ここでは17度! 下帯姿で腰まで浸かり、般若心経を唱えること15分。無事に終わる。これくらいで驚いちゃいけない。水温2度で腋下まで浸かり、頭上から流れを浴び続ける真冬の水行も珍しいことではない。心臓麻痺を起こして当たり前のはずだが…。真言密教を医学的に究明しようと、保険会社を辞めて東大医学部に入ったKN医師。究められたかなぁ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『鬱、どうかしてよ(ウツドウカシテヨ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:♪汽笛一声新橋を…。