まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

高野山・金剛峰寺(2)

5月の高野山訪問パート3。下がり蜘蛛には来客あり、との迷信もある。予期せぬ訪問客があるかも。でも、蜘蛛が出現したのは金剛峰寺の庭。来客が押しかける先は高野山。自宅ではないわいと安堵し、「世の中に人の来るこそうれしけれ、とはいうもののお前ではない」が浮かぶ。来客嫌いで有名な内田百間が門に掛けていた看板という。玄関には更に「面会謝絶」「春夏秋冬、日没閉門」と書いていたというから徹底している。もっとも、親しい人物が訪れる日には外していたとも聞く。入館料は500円。狩野派現代の名工の手に成るふすま絵は、撮影禁止。狩野派の作品は、見えづらい。曇り空で部屋が薄暗い上に配色が黒っぽいからか。大主殿唐破風横には龍の透かし彫り。まちゃつ写真館にあり。廊下伝いの枯山水は岩が赤みを帯び独特だが、写真では色を表現できず。残念。1984年完成の新別殿は、参詣者を接待するためのもの。両側にある廊下を含めれば200畳の広さ。畳幅で長く赤い敷物が一列置きに4列。赤い部分は、写経を行う机を置く位置か? 寝ころんではいけませんの張り紙。お茶の接待を受ける。お茶請けは、黄粉色をした薄い円盤状の菓子。個包装で、原料は餅米と上白糖。口中ですぐに溶ける。立ち上がり、蟠龍庭(ばんりゅうてい)へ向かう。23アールの石庭は、我が国最大。一対の龍が奥殿を守る姿を表現しているという。ただ、大きくてもねぇ。大きくて凄いのは、台所の釜。7斗(700合)炊きが3つ並ぶのは壮観。他に、囲炉裏を設けた奥書院、天皇上皇用の応接間である上壇の間、秀次が切腹した柳の間などがある。物足りなさを感じるのは、本来あるべき物が霊宝館に収蔵されているからか。それにしてもフリーパスの拝観料が2500円とは、ため息。
まちゃこさん、Happy Birthday!


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『強い皺(ツヨイシワ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:大勢で重たい物を担ぐと…。