まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

高野山・金剛峰寺

5月の高野山訪問パート2。金剛峯寺は、元々高野山全域を表す語。現在の金剛峯寺は、1869(明治2)年、秀吉建立の青厳寺と興山寺が合併し改称したものとパンフレットにある。緩い階段を上がると、左手に手水。門をくぐると、東から大主殿、別殿、新別殿などが並ぶ。東端が拝観入口になっているが、西側の池の周りから散策開始。築地塀の説明を見ようと白い金属板に近づくと、木立から小さな蜘蛛が垂れ下がる。蜘蛛は苦手ではないし、午前中の下がり蜘蛛は吉兆、との俗諺がある。吉兆とは、良いことが起こる前兆の意。地鶏の産地偽装、消費期限切れ商品の販売、食べ残しの再提供などの不祥事を起こした高級料亭、S場吉兆とは無論関係ない。「吉兆には裏切られたと見栄を張り」気の利いた文句を考え出す人がいるものだ。4年前、A日新聞に掲載された読者の川柳を思い出した。世界遺産故か、金属板は和歌山県教育委員会により設置されている。日本語に英語を併記しているのであるが、英文には心底びっくり。誤り(まちゃつ写真館参照)が多すぎるからである。例えば、“covered”にも“treasure”にも“e”が抜けている。“committee”だと、綴りが3種類も存在する! 東京の業者に製作させたものであるが、業者が辞書を調べず、教育委員会も誤りをチェックしなかったからであろう。費用は税金だし、世界遺産だけに恥ずかしい! 南側ベンチに掛けてつましい昼食中だった、小柄なアングロサクソン系老夫婦。表情が曇りがちに見えたのは、まちゃつの気のせいか。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『虎が見し仕打ち(トラガミシシウチ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:熱いうどんに少しかける?