まちゃつの徒然日記

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ロベルト・クレメンテ

Roberto Clemente Walker(1934年8/18〜1972年12/31)は、ピッツバーグ・パイレーツで18年(1955年〜1972年)に渡りプレーした外野手。守備位置はライト。貧困に喘ぐプエルトリコ出身だった故か、慈善活動には特に熱心に取り組む。生涯打率、3割1分7厘。首位打者を4度獲得。本塁打240本。オールスターに12回出場。ナ・リーグMVP、ワールドシリーズMVPをそれぞれ1回獲得。背番号21はパイレーツの永久欠番となっている。野球殿堂入り。中南米出身の野球選手にとっての背番号21は、「神」とまでは言えないまでも「鑑」である。1972年12/23、3000本安打達成のパーティ会場でニカラグア地震の報に接するとすぐに募金活動を開始。8日後の大晦日、救援物資を満載したDC-7に本人も搭乗し被災地に向かう。DC-7は、当時としては大型の4発貨物機。ただし、運用開始から19年が経過した旧型のターボプロップジェットエンジン搭載機ではない。日本航空もDC-7を旅客機として供用した時期があるものの、1965年には退役させている。旧型機を使用したのは、救援物資の量を優先しチャーター料を抑えたためとも言われている。ニカラグア北方のカリブ海に到達後、エンジン不調を伝える機長のことばを最後に消息を絶つ。ところで、'Dekiを3塁で補殺するなど、イチローの強肩は有名。2010年までに大リーグで90回の補殺を記録。レーザー・ビームのあだ名も頂戴している。クレメンテもイチローと同じ守備位置だったが、大リーガーの中でも抜きん出た強肩ぶりだったらしい。「ライトにボールが飛んでそこが観客席ではなかったら、進塁は諦めろ」と囁かれたり、正確な投球故か「ライフルアーム」のあだ名をつけられたりしている。1試合で補殺を5回記録したこともあるという。生涯補殺267回は、確かにただ者ではない。大リーグコミッショナーが最も慈善活動に貢献した選手を表彰する、ロベルト・クレメンテ賞は、パイレーツの背番号21に因む。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『うふ、嫁入り(ウフヨメイリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:はっきりしない。