まちゃつの徒然日記

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新聞記事の面白さ(6)

いやはや、アナウンサーの仕事は大変。ひとたび飛び出したことばは、戻せない。いくら回収したくても、後の祭りである。大晦日恒例「紅白歌合戦」で都はるみを紹介する際、誤って「みそらー」と叫んでしまった男性アナUさん。大リーグ、シカゴホワイトソックスの試合結果を伝える際、誤って「ソ」を「セ」と読んでしまった女性アナKさん。同情を禁じ得ない。だが、新聞記事は放送とは違う。原稿を書いたら、即記事になる訳ではない。印刷されるまでには、推敲する時間もあれば、青鉛筆のチェックもある。悪文や間違いの恥ずかしさは、アナウンサーの比ではない。それでも、ヒトであるから間違える。見つけると、スクラップブック『新聞記事の面白さ』に糊付けされることとなる。下記は、1994年11/10付N経新聞一面。「米議会逆転の衝撃」と題する記事である。おかしな所はないだろうか。

「本当に長い、そして厳しい戦いだった」。クオモ・ニューヨーク州知事は支持者を前にこう言って肩を落とした。選挙は残酷なドラマだ。華麗な経歴の持ち主があっさり引きずり下ろされ、未知数の新人がスターとなる。今回の選挙で象徴的なのが、クオモ知事が破れ、フォーリー下院議長(ワシントン州)が落選の危機にさらされていることだ。ともに民主党の顔であり、クオモ氏は九二年の大統領選の民主党候補選出の際、「出馬すれば当選確実」とまで言われた人物。…以下略。

「敗れ」が正解。パンツなら分かるが、「破れ」てしまった民主党。お気の毒である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『知事偉大(チジイダイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:重大な事態。