まちゃつの徒然日記

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宋弘

後漢(25年〜220年)の始祖、光武帝に湖陽公主という名の姉がいた。未亡人となっているのだが、司法長官の宋弘を憎からず思っている。帝は宋弘を呼び出し、気持ちを確かめようと尋ねる。「『貴くしては交わりを易(か)え、富みては妻を易う』(身分が高くなったら友人を変え、金持ちになったら妻を変える)ということばをどう思うか?」と。宋弘から返ってきたことば。
貧賤之交不可忘。糟糠之妻不下堂。
貧賤の交わりは忘るべからず。糟糠(そうこう)の妻は堂より下さず。
貧乏時代の友達は、いつになっても忘れてはいけない。「糟」は、酒かす。「糠」は、ぬか。転じて、粗末な食物の意。また、貧しい食事をともにして苦労をかけた妻は、大切に取り扱って堂上におくべきであって、立身出世したからといって追い出してはいけない。
光武帝は、姉に諦めるよう伝えたという。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『剣呑無視せい(ケンノンムシセイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:後醍醐天皇