日本海軍による真珠湾攻撃後の１９４１年１２／１０、マレー半島沖で英戦艦プリンスオブウェールズ及びレパルスを失った時のことば。マレー沖海戦は、航空兵力が戦艦を凌駕することを実証した最初。強気のチャーチルにしては少々悲壮。彼の目に映った、日本人の国民性は…。
「日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数が上がるのに、それができない。それでもう一度無理難題を要求すると、これもまた呑んでくれる。すると議会は、今まで以上の要求をしろという。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人は全く別の顔になって、『これほどこちらが譲歩しているのにそんなことをいうとは、あなたは話の分からない人だ。ことここに至っては刺し違えるしかない』といって突っかかってくる」
１９４２年１１／１０、エルアラメインの戦いでモンゴメリ元帥がドイツのロンメル将軍の戦車隊を破った時のことば。一時の勝利に酔ってはいられない。米軍の支援の下に勝てたのだから。慎重な言い回し。ドイツの敗北までなお２年半を要す。
「これは終わりではない。終わりの始まりですらない。でも、ひょっとすると、始まりの終わりかもしれない」
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『火事言えん（カジイエン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：東日本大震災で活躍。
