まちゃつの徒然日記

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新聞記事の面白さ(5)

いやはや、アナウンサーの仕事は大変。ひとたび飛び出したことばは、戻せない。いくら回収したくても、後の祭りである。大晦日恒例「紅白歌合戦」で都はるみを紹介する際、誤って「みそらー」と叫んでしまった男性アナUさん。大リーグ、シカゴホワイトソックスの試合結果を伝える際、誤って「ソ」を「セ」と読んでしまった女性アナKさん。同情を禁じ得ない。だが、新聞記事は放送とは違う。原稿を書いたら、即記事になる訳ではない。印刷されるまでには、推敲する時間もあれば、青鉛筆のチェックもある。悪文や間違いの恥ずかしさは、アナウンサーの比ではない。それでも、ヒトであるから間違える。見つけると、スクラップブック『新聞記事の面白さ』に糊付けされることとなる。以下は、1995(平成7)年6/19付A日新聞「台北にドーム計画」「日本人監督も大活躍」と題する記事の一部である。何か変なところはないだろうか。

台湾のプロ野球は一リーグ制で、現在、兄弟エレファンツ(象)、味全ドラゴンズ(龍)、時報イーグルス(鷹)、三商タイガース(虎)、統一ライオンズ(獅)、俊国ベアーズ(熊)の6球団がある。親会社は大手の新聞社、食品会社、百貨店、スーパー、建設会社など。統一が台南、俊国が台中を拠点にしている以外は台北に本拠地がある。

イーグルスを(鷹)ではなく(鷲)に改めないと変だ。「鷹」なら“hawks”。国内にソフトバンク・ホークスがあるのにね。運動面の記者なのに“eagle”と“hawk”の違いが分からないとは、何とも情けない。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『無欲管理(ムヨクカンリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:自分の力の無さに失望。