まちゃつの徒然日記

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チャーチル(5)

チャーチルが3度目の受験で合格したサンドハースト王立士官学校は、ロンドンから西南西に約50キロメートルに位置。高速道路M3を利用しロンドン・ロードに入ればすぐ。木立に囲まれておりSVでは覗けない。オープンスクールもあるから、中に入ることは可能。ショートコースも用意されているが、通常の修了年限は18ヵ月。毎年、1月、5月、9月に訓練が開始される。入隊すると、30名ずつYpres(イープル)The Somme(ソンム)Alamein(アラメイン)Normandy(ノルマンジー)など、過去の激戦地を隊名にしたCompany(中隊)に配属。最古参の下士官が教育にあたる。卒業と同時に先生と立場が逆転する訳だ。因みにYpresは、ベルギーにある地名。元々沼沢地であった同地を第一次大戦中の1917年、イギリス軍が猛砲撃。底なし沼化した戦場で兵士が相次いで溺死。連合軍45万人、ドイツ軍26万人の犠牲者を出す。Sommeはフランスの地名。1916年7月から11月にかけての塹壕戦で機関銃やそれに対抗する戦車が登場。両軍の犠牲者は100万人に上ったという。チャーチル以外のサンドハースト出身者で著名人には、北アフリカの戦車戦でロンメル将軍を下したモンゴメリ元帥、俳優のデイヴィッド・ニーヴンらがいる。007シリーズの著者、イアン・フレミングは入学したが、卒業はしていない。あっ、忘れていたアル。イギリス王室のウィリアム王子、ヘンリー王子も卒業生である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『金盞花(キンセンカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:プロペラ型ファン。