まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

福田赳夫

群馬県生まれの政治家。1905(明治38)年1/14〜1995(平成7)7年7/5。高崎中学を首席で卒業。一高、東京帝大法学部卒。高等文官試験(現在の司法試験や国家公務員1種試験)に首席で合格し大蔵省に入省。出世コースを歩むが、主計局長で辞職。47歳で群馬3区から衆議院議員に当選。1976(昭和51)年に67代首相となる。福田赳夫首相(フルネームで書いたのは、長男の福田康夫も首相になったからやでぇ)で思い起こすのは、1977(昭和52)年9/8の日航機ハイジャック事件。パリ発羽田行きDC-8がムンバイ上空で拳銃と手榴弾武装した日本赤軍に乗っ取られてしまう。犯人側は、緊急着陸したダッカ空港で服役中の仲間の釈放と身代金を要求。要求が受け入れられない場合は、人質を次々に殺害すると脅迫。政府は、「超法規的措置」を取る。テロリストの要求に応じ行政府自らが法を破り囚人を出獄させ、多額の身代金(600万ドル)を支払う。人質となった乗客乗員151名を救出するためとはいえ、同種の犯罪を誘発すれば危機に瀕する人命はダッカ事件の比ではないだろう。国家による超法規的措置は、潤沢な資金を持つテロリストを野放しにする。犯罪に因る犠牲者の更なる増加を招きかねない。高文に首席で合格する人物でなくても、そんなことは分かる。首相が「人命は全地球よりも重い」とコメントし、超法規的措置に踏み切らざるを得なかった理由とは何だったのか。知りたいが、是非もない。泉下の客となって16年が経つ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『いつか止んだよ(イツカヤンダヨ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:お岩さん。