まちゃつの徒然日記

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郭隗(かく・かい)

春秋戦国時代(770B.C.〜221B.C.)の中国に燕がある。都は、薊(けい:現在の北京)。河北から朝鮮北部にかけての地域を43代に渡って支配したが、秦に滅ぼされたという。郭隗は燕の賢人。6/10付日記に書いた斉国は、その南隣に位置。斉に圧迫され気味の昭王は、有能な人材の発掘方法を郭隗に持ちかける。郭隗の返答は、以下の通り。「昔々、1日に千里を駆ける名馬を求める主君がいらっしゃいました。すると、家来の1人が五百金で千里の馬の骨を購入し主君に献上したということです。主君に詰問されたその家来は、『死んだ馬の骨でさえ五百金で売れるのであれば、生きている千里の馬には如何ほどの高値がつくかと期待し、いずれ千里の馬を連れて参る者が出るはずです』と答えます。予想通り、千里の馬は3頭も集まったということです。王が優秀な人材をお求めになるのであれば、この私、隗より始めてください。私如きの人物が王から重用されると知られれば、天下の人物が続々と王の下に集結することになりましょう」
今日の話題は、故事成語「死馬の骨を五百金に買いて返る」「先ず隗より始めよ」の紹介アル。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『汝勝つ(ナンジカツ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:サマータイム