まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(205)

授業中に“gigolo”を辞書で調べ「男めかけ、紐」という意味を知る。お気に入りの俳優の話題になり、学生の1人がAlain Delon(アラン・ドロン)の名を挙げた時である。先生の読み方では、“ai”の部分が二重母音で「アレイン」という具合。日本では男女を問わずドロンの人気が沸騰中。が、不惑を迎えようとしているドロンに対する先生の評価は辛い。「若い頃は確かに魅力的だったが、今ではジゴロ役がせいぜいかな」というものだった。日本では大きく報道されなかったが、1968年にドロン夫妻が警察に拘束され、事情聴取されるというスキャンダルが発生。そのことが背景にあったのかもしれない。パリ郊外の自宅の大型ゴミ箱からドロンのボディーガードの1人、Stevan Markovicが頭に銃撃を受けた死体で発見されたからである。起訴はされなかったが、ドロンの関与をほのめかす手紙をMarkovicが兄に出しており「自分にもしものことがあれば、それは100%DelonとMarcantoni(コルシカのギャング)のせいだ」という内容であった。ドロン33歳である。その後、1980年にRichard Gere主演の“American Gigolo”が制作されている。存命なら、ジゴロ関連で“New York”を話題に出し、ペーダ先生の苦手な漢字で表現すれば「紐育」となることを説明。「紐を育てる」と読める旨お話しできたら、どんなリアクションがあるだろうか。亡くなって17年、想像するしかない。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『船員だから(センインダカラ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:灯台内部などにある。