まちゃつの徒然日記

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司馬遼太郎記念館

奈良県T麻町に在住の頃、文化会館が落成。こけら落とし司馬遼太郎講演会が開催される運びとなった。御母堂の実家があり、遼太郎少年も度々来訪し長期滞在した縁があるからという。著作にのめり込んだ時期があり拝聴するつもりであったが、仕事の予定が入り断念。2001年に記念館が竣工。そのうちに訪問しようと思っている間に10年が経過。4月の下旬にようやく出かけるチャンスに恵まれた。記念館は住宅街にある。5台収容の駐車場が一杯だと、狭い路地で難渋することにもなりかねない。だが、電話してみると杞憂。ウィークデイなら、空いているという。安心して出発。中央環状を北上するつもりでいたが、ナビは内環北上を指示。逆らってばかりでは気の毒。案内通り進む。五十日であるが、特に渋滞することもなく30分で到着。正門前にいるのはボランティアか、初老の男性係員が2名立っている。挨拶をして入ると、正面が本邸の玄関。見学したいのだが、残念なことにこちらは公開されていない。右手に入館券を発行する自動券売機。大人・大学生は500円である。記念館は本邸西側に位置。庭のうねった細道は、兵家の集落を思わせる。ヤマモモ、カエデ、クスなどが植わった雑木林を左手に進むと、記念館。右カーブの通路を進む。右手は、建物の壁でコンクリートの曲面。左手は、細く黒い垂直の柱で透明なアクリル樹脂(?)を支える構造。緑の芝生が目映い。奥行きと開放感を感じさせるためか、安藤忠夫設計だという。1階に、受付、喫茶コーナーのあるロビー、紹介ビデオ。地下1階はホールと展示室とからなる。150名収容のホールには、グランドピアノが鎮座。15分間の映像を2種類交互に上映している。館内は撮影禁止。静かであり一日中過ごしていたい気分になる。難点は、駐車場出入口が狭いこと。ピッタリ1台分の幅しかない上に、前面道路の幅が狭いときている。センターライン無しの対面通行。カーブミラーも設置されていない。ドライバーは、左右からの車両や歩行者に気を取られこととなる。向かいの電柱側面には無数の擦り傷の跡。車でお出かけの方は、電柱にもご用心。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『意外な勧誘(イガイナカンユウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:四字熟語。内も外も心配事だらけ。