まちゃつの徒然日記

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呂尚(りょ・しょう)

「殷、周,春秋戦国、秦、漢…」は、中国の古代王朝名。中学の歴史で習ったアルな。周の文王の師となり、後に斉国(1122B.C.〜379B.C.)の祖となるのが、本日話題の呂尚。3000年以上前の人物故に不詳。言い伝えレベルしか分からない。太公望とも呼ばれる。本姓は姜、字は子牙。若い時分は貧乏暮らしだったらしい。それでも家の外に出て働こうとせず、読書三昧の生活。妻の馬氏は愛想を尽かして実家に帰ってしまう。歳月が流れ、出世した呂尚の屋敷に元の妻が現れ復縁を迫る。呂尚は器に水を汲むと庭にこぼし、水を元に戻すように求めた。そのシーンの白文。
公取盆水覆地、令収之。惟得少泥。公曰、誰言離更合、…」
訳分からんやんか! それでは書き下し文に直してみよう。
「公、盆水を取りて地に覆し、之を収めしむ。惟(ただ)少しの泥を得たるのみ。公曰く、誰か言わん、離れて更(ふたた)び合わんと、…」あんまり変わらんなぁ。
泥しか手に出来ない馬氏に呂尚がかけたことばが、「覆水盆に返らず」。こぼした水を器に戻せないように、別れた夫婦は元には戻れないものだ、と応じたという。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『仰山カメ行く(ギョウサンカメイク)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:250年前のイギリスに始まる。