たまに列車に乗ると、基本的に外ばかり見ている。自分が車を運転していれば、風景を堪能する訳にはいかない。アルコールも御法度。だが、自分が乗客となれば窓外に夢中になろうが、飲食をしようが安心。いきおい、食べたり飲んだりする。生来、食い意地が張っているからだろう。ふた昔前、宮崎から帰阪するのにJRを利用。小倉・新大阪間は２時間だが、宮崎・小倉間には「にちりん」でも５時間半を要する。適度の振動で食欲は昂進する。朝食は済ませたが、延岡で鮎寿司とビールを購入。暫く山あいが続くから、窓外は楽しくない。高価な駅弁なら、松阪牛弁当。対照的なのは、峠の釜飯か。鮎寿司はどうかな？ 紐をほどくと、頭はついたまま二枚下ろしの鮎がすし飯に乗っている。川魚の骨は取らない主義なので、頭からがぶりとやる。たとえネタ無しの、すし飯だけでも大好物のまちゃつである。多少口中が骨でゴロゴロするが、気にならない。しゃりの質は一級品ではないが、コストパフォーマンスは抜群。延岡を通れば、今でも食べられるのであろうか？ ちょっと気になる。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『語源競う（ゴゲンキソウ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：水素はH。
