ど近眼故遠くを見るのは苦手だが、近くは普通の人よりよく見える。もっとも、ルーペの力にはもちろん及ばない。啄木の「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」ではないが、注意深く指紋を覗いてみた。指先の第一関節に近い部分は、関節とほぼ平行である。そこから先の模様は、だいたい蹄（てい）状紋、渦（か）状紋、弓（きゅう）状紋の３種に分類出来るらしい。どの模様も指の外縁部はアルファベットのＵの逆立ちバージョンである。蹄状紋は、Ｕの中身が馬の蹄鉄の形をしており、多くの場合は小指の方に向かって口を開く。渦状紋は、Ｕの中身が長円形の同心円を描く。弓状紋は、Ｕの中身がギリシア文字のΩ（オメガ）である。人種によりそれぞれの割合に特徴が出るという。日本人の場合は、蹄状紋と渦状紋とでそれぞれ半数を占め、弓状紋の占める割合はは１％ないし２％らしい。まちゃつは、蹄状紋７、渦状紋１（右手薬指）、弓状紋２（左右の人差し指）という結果であった。一度ご自分の指紋を眺めてみては如何？
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『美鈴やる（ミスズヤル）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：正当な理由なく休む。
