まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Glacier National Park

約6500万年前から今日に至る期間を新生代という。新生代にも地球は氷期間氷期とを幾度となく繰り返す。アルプス‐ヒマラヤ造山帯や環太平洋造山帯が形成され、哺乳類が劇的に進化を遂げた時代でもある。途方もなく長い時間であるが、46億年に及ぶ地球の歴史から見れば1/70にしか過ぎないから「最近」のこと。現在の南極大陸の如く、氷期には北米やヨーロッパの高緯度を大陸氷河が覆っていた。本日話題のグレイシャー国立公園の“glacier”とは、「氷河」を意味する。米国モンタナ州北部に位置し、カナダ側のウォータートン国立公園とは地続き。共にユネスコ世界自然遺産である。氷河の作り出した、アルプスを思わせる景観は素晴らしい。夏のシーズンにはキャンプ、ハイキング、釣りなどで200万人が訪れる。手つかずの自然と多種多様な動植物が売り物。ハイイログマ、クロクマ、オオカミ、ハクトウワシ(米国の国鳥)、イヌワシ、オオヤマネコ、ヘラジカ(箆(へら)状の、いくつも枝分かれした大きな角を持つ最大のシカ)、ビッグ・ホーン・シープ(一旦後方に伸びた後に円を描き前方に突き出す、太く長い角が特徴)などが見られたらラッキー。公式HPには、冬景色の中に赤々と照らされる独立峰の写真が掲載されている。マッターホルン(4477メートル)似の独立峰の名は、セイント・ニコラス山で標高2858メートル。公園南西部に位置している。因みに温暖化で氷河(glacier)が全部無くなったとしても、国立公園の名称(Glacier National Park)は変わりませんとのこと。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『差異より冒険(サイヨリボウケン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:良き妻であり…。