「クイズ番組に“Twenty Questions”があるね。最初に、出題者が１単語の『あるもの』を想像する。次に、回答者は『はい』か『いいえ』で答えられる質問を出題者にしていき、特定化する。最初に『動物、植物、それ以外の鉱物など』の分野に分けられていることもある。出題者は、必ず正しく返事しなければならない。あれは、アメリカで始まった番組なんだ」小学校低学年の頃、NHKラジオ第一『２０の扉』は「超」人気番組。聞き取りにくいラジオの前に座って、時折雑音が混じる放送を静かに聞いたものある。大学生となりアメリカの番組に由来する旨伝えられる。あの堅物のNHKが他国の番組をそっくり頂いたりするだろうか、と意外な感じを持った。でも、当時のGHQに逆らう人物など、白州次郎くらいしかいない。さもありなんとも感じる。マンハッタン西４７番通りのロングエーカー劇場から米MBSが中継したのが始まり。土曜午後８時からの放送故、相当の人気番組だったのだろう。１９４６年にラジオで始まり、テレビ放送に代わった後１９５５年頃まで続いたらしい。パクリは、我がNHK（１９４７年〜１９６０年）だけではない。イギリスBBC（１９４７年〜１９７６年）、カナダCTV（１９４７年〜１９６１年）、ノルウェーNRK（１９４７年〜１９８０年代）などでも放送されたという。高きより低きへ流れるのは、水だけではない。「世界のお巡りさん」から様々な文化や流行が広まったのであろう。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『窄んで着くわ（スボンデツクワ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：携帯の普及と共に…。
