まちゃつの徒然日記

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新聞記事の面白さ

元首相の衆議院議員TAは、国会で読み間違いを連発。「未曾有」を「みぞゆう」、「踏襲」を「ふしゅう」と読み間違え、ジャーナリストの好餌となった。政治家が喋るプロなら、新聞記者はいわば書くプロ。プロが悪文を書いたり間違えたりるのは、素人から見ると面白い。見つけると、『新聞記事の面白さ』と題したスクラップブック入りとなる。下記は、1989年9/29付N経新聞朝刊一面のコラム『春秋』である。TAの敵討ちをする気など更々ないが、ヒトは間違えるものなのである。いや、ヒトだから間違えるのかもしれない。面白い箇所があるのにお気づきだろうか?

「オランダ北部の静かな町に午後十一時ごろになって日本人を乗せた二台の観光バスが到着した。ある大学の団体旅行で、ドイツから十何時間も高速道路を飛ばしに飛ばしてやってきたのだという。バスが止まったのはちょうどホテルの前だった。ホテルの女主人たちが、この大勢の人たちはどこに泊まるのだろう、と心配していた。▼学生たちは近くの農家などに分散民泊することになっていた。しかし、到着予定時間は五時間以上も前。受け入れ側の人々はたくさんごちそうを作って、予定時間にホテルの前で待っていたそうだが、もうこないのだろうと判断して帰ってしまった後だった。距離の判断を間違えたのだろうか。予定どうり到着するには無理な旅程だったようだ。▼『待つ身になるな』という言葉があるが、裏を返せば相手を待たせることは自分たちの苦痛でもあるはず。…以下略」

「う」を「お」に改め「予定どおり」とすると正解。小学生並みの間違いは、プロとして恥ずかしい。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


馬賊いかん(バゾクイカン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:知的財産権の侵害。