まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

死ななきゃなおらない

日本語は、否定文好き。一方、英語は肯定文好き。どうしても否定文でなければ具合が悪い時以外は肯定文を使おうとする。“Remember Pearl Harbor”「真珠湾を忘れるな」を持ち出すまでもない。本日の話題も「死なないとなおらない」→「死ぬまで続く」→「長い間続く」と考えれば、英語ヴァージョンに到達出来る。2002年制作の米映画『卒業の朝』にこの科白が出てくる。原題名は、“The Emperor's Club”「皇帝のクラブ」。題名の意味は、“emperor”が指す内容により様々に解釈出来る。名門校を社交界になぞらえて「クラブ」としたか。校内の風景が美しい。ジュリアスシーザー杯が出てくるから、それを獲得するための「研究会」という意味が込められているのかも。また、恩師への意趣返しを「皇帝のこん棒」と表現したものと受け取れないこともない。私立名門校でギリシア・ローマ史を担当し、道徳を説くウィリアム・ハンダート教諭をケヴィン・クラインが演じている。

William Hundert:Aristophanes once wrote,roughly translated:“Youth ages,immaturity is outgrown,ignorance can be educated,and drunkenness sobered,but STUPID lasts forever.”

ウィリアム・ハンダート教諭:昔、アリストファネスが書いた内容の概略を説明しよう。「若さや未熟さからは、成長とともに抜け出せる。無知も教育で改善される。泥酔ですらいつかは素面となる。でも、バカは死ななきゃなおらない」


それでは、本日のシャッフルクイズ。


マムシおやじ(マムシオヤジ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:そこにいると差し障りのある人。