まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(191)

アジア最大のイスラム教国であるインドネシアの中に、ヒンズー教を信仰する島が1つある。古典舞踊やガムラン音楽で知られる、バリ(Bali)がそれ。サバナ気候だから、気温は年中ほぼ同じ。1日の最高気温が31度、最低気温が24度。4月から9月が乾季。現在は年間200万人近い観光客が訪れるが、ペーダ先生がお出かけになった1972年頃は2,3万人レベルだったか。「デンパサールに降り立つとね、素晴らしい景色が広がる。きれいな浜辺には、ずうっと椰子が続いていてね。山の斜面には棚田が見える。蒸し暑いけれど、風があるから過ごしやすいよ」とおっしゃりながら写真を見せて下さった。写真はネガと共に東京国立近代美術館に収蔵されているはずである。“Balinese”「バリ島住民」“Javanese”「ジャワ人」などの語を耳にし、“Japanese”“Chinese”以外にも接尾語“-ese”の付く語があると知った。「棚田」を“terraced paddy fields”“terraced rice fields”「テラス状の田んぼ」と表現するのを知ったのもこの時。因みに“paddy”は「精米前の米」の意。水さえ確保できれば“double cropping”「二期作」“tripple cropping”「三期作」も可能だと。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『憎き田や(ニクキタヤ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:陶磁器名。