まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

KA-7

ハリソン・フォードがCMに起用された。ついこの間のような気がするが、発売から21年が経過している。国産車初のシートベルト・プリテンショナー、運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムを搭載。オプションでナビを装着できた。ヘリウムガスの慣性を利用した自立航法ナビは、マップマッチング機能を併せ持つ当時としては画期的なもの。M菱始め他社の製品は地磁気を利用しており、海岸線をドライブしようものならナビ画面上では自車が海中を走行することもたびたび。納車の日、vineyard grayのボディーをチェック。初心者のようにドキドキした。初めてV6を運転するのである。間違ってもアクセルペダルを踏み込んだりはしない。足をのせるという感じでもない。ほんの少し右足親指に力を加えるといったところか。キュイーンという囁きが、ずれて3つ重なり連続する。スタンドまでの1キロを低速で運転し「輪唱」を堪能する。直4エンジンでは味わえないフィーリングである。FFで2.91メートルのロング・ホイールベースが寄与しているのであろう、高速での直進安定性は抜群。時速80キロあたりになるとバンク角90°のV6が歌い始めるが、耳障りではない。トントンコンコンと心地良い。前後の重量配分6:4と高剛性ボディが相まって、FFとは思えない操縦安定性。オンザレイル(on the rails)という表現がピッタリ。KBの動力性能、運動性能にはとうてい及ばないが、最小回転半径、60キロ以下での静粛性、足を組める後席の広さ、内装の質感では勝っている。天然のクルミ材を3次元加工したセンターコンソール、ウールのシートなどは素晴らしい。15年乗ったが、ランプ類の球切れは1度もなかった。弱点は、やはりシートか。当時の高級車にはベンチレーション機能がない。夏季など汗がつくと、獣のような臭いをたてるのであった。(T_T)


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『妻、敵か(ツマテキカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:マグロを使用。