まちゃつの徒然日記

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秋山好古(あきやま・よしふる)

坂の上の雲』に登場する主人公のひとり。日本騎兵の父。1905年2月末から3/10にかけての、日露戦争最大の激戦である奉天会戦には第1旅団長(少将)で従軍。ロシア軍のコサック騎兵を破り、戦後中将に昇進。陸軍大将に上り詰める。従二位!!勲一等。1859(安政6)年2/9〜1930(昭和5)年11/4。父、秋山久敬は徒士(かち:足軽の1つ上の階級で、騎士の下。主君出行の際に先導する役)。俸禄は10石ほど。生活は厳しく、次男正牟、四男道一は養子に出ている。好古は三男。17歳で、学費不要の大阪師範学校卒。寝屋川、名古屋で小学校教員となった後、18歳で陸軍士官学校入学。20歳で騎兵少尉。騎兵大尉となった28歳、旧主君のお供を仰せつかり4年間フランス留学。当時の陸軍騎兵に於いては、独仏戦争(1870年〜1871年)でフランスに圧勝したドイツ式が主流。出世コースから外れるが、馬体に負担をかけないフランス式騎乗術を習得して帰国。陸軍士官学校馬術教官となり少佐に昇進。日清戦争に従軍。38歳で騎兵大佐、陸軍乗馬学校長。57歳で陸軍大将。予備役編入後、亡くなる半年前までの6年間、本人の希望で北予中学校(現松山北高校)校長を務める。封建制が嫌いだったか、福沢諭吉を尊敬。自身の子どもだけでなく縁者の子どもも慶應義塾で学ばせようとした。東京の下宿に弟の真之が同居した際には厳しく指導したという。曰く「男子は、生涯、ただ一事を成せば足る」「身の回りは単純明快に!」。一度聞いたら、忘れられない科白やねぇ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『のろき人の的かも(ノロキヒトノマトカモ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:歌聖の1人。