上田利治監督率いる阪急ブレーブスが１９７５年から１９７７年まで３年連続日本一になった頃、セカンドのポジションにいた選手である。背番号は４。「丸いねぇ」を熊本弁で言うと「丸かのぅ」となる。「マルカーノ」はその音に似ている。妙に気になる外人だと思っていたら、同選手の曾祖父は天草出身であり、日本にいるはずの親戚を本人が探している旨の記事が新聞に掲載された。結局、縁戚関係者が名乗り出ることはなく、残念な結果に終わっている。Roberto Marcano Cherubini（１９５１年６／７〜１９９０年１１／１３）は、ベネズエラの首都にあるカラカス高校出身。１９６９年大リーグのレッズと契約するも、ずっとトリプルＡ暮らし。縁あって１９７５年に阪急ブレーブス入団。日本では、俊足強肩功打で鳴らす。１９８３年スワローズへ移籍。１９８５年引退。通算打率２割８分７厘、本塁打２３２本。長打率４割８分８厘。ジャイアンツの中南米担当スカウトとなる。五十路に入る前、肺ガンのため自宅で亡くなったという。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『クマに家賃（クマニヤチン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：町年寄とも。
