金価格が急騰している。2010年11月9日のニューヨークの金先物取引では、1オンス(31.1グラム)1万5434円を記録。東京では1グラム3878円、プラチナは1グラム4957円で取引された。20年ほど前なら1グラム1800円台だったから、ちょっとしたブームである。高騰の理由には、ドル安・ユーロ安など通貨への不信感、世界的超低金利、中国の経済成長に依る需要増、年金・オイルマネーの流入などが挙げられるらしい。一方、暴落の予想もある。米国経済の復権、金利の上昇、IMFやヘッジファンドの大量売却、リサイクルの増加などが理由に挙げられている。1年前なら、原油価格が高騰。WTIが1バレル150ドルに達した。行き過ぎた市場経済から極端な格差が生じ、最も恵まれない人々にまわるはずの資金が一部に集中し原油市場や金市場に流れ込んでいるとしたら恐ろしい。監視の目が届く地球規模の政府が必要とされているのかもしれない。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『檜山とあの壁(ヒヤマトアノカベ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:歌聖と呼ばれる。