まちゃつの徒然日記

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John Rawls(ジョン・ロールズ)

20世紀米国を代表する、政治哲学者。沈滞していた法哲学に『正義論』で一石を投じた。曰く、「他者の自由を侵害しない限りにおいて、自由は許容されるべき」「不平等は、最も不遇な立場にある人の利益を最大にするものでなければならない」「同じ条件下で生じた不平等は、許容される(格差原理)」と。1921年2/21〜2002年11/24。メリーランド州ボルチモア生まれ。1943年、プリンストン大卒。第二次大戦中は、米陸軍に入隊。歩兵としてニューギニア、フィリピンなどを転戦。原爆投下直後の広島で惨状を目の当たりにする。士官への昇任を辞退し、プリンストン大に戻る。1950年、博士号取得。1952年、フルブライト奨学資金を得てオックスフォード大に留学。コーネル大準教授、マサチューセッツ工科大学教授を経て、1964年にハーバード大教授に就任。以後38年に渡り同教授を務める。『ハーバード白熱教室』で知られる、マイケル・サンデル教授は後輩にあたるが、ロールズの格差原理を批判している。現代日本を覆う個人主義市場原理主義、社会的格差。「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」という、孔子のことばが思い出される。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


保父、頓死(ホフトンシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:天気の良い日のベランダには…。