まちゃつの徒然日記

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ジョン・フォード

米国の映画監督。本名、Sean Aloysius O'Feeney(ショーン・アロイシャス・オフィーニー。)。ケネディと同様、アイルランドアメリカ人。メイン州生まれ。二十歳でユニヴァーサル入社。名監督も小道具係からの出発。三十路を迎える頃からジョン・フォードと名乗る。後に20世紀フォックスに移籍。1894年2/1〜1973年8/31。胃ガンで亡くなっている。オーソン・ウェルズは、『市民ケーン』制作に際し、ジョン・フォード監督作品“Stagecoach”『駅馬車』(1939年公開)を映写室で40回見て参考にしたという。娯楽作品の金字塔だが、先住民族に対する差別的な表現もあって、現在、米国内の公の場所で『駅馬車』を見ることはまずない。1940年には、世界恐慌の中で耕地を失いオクラホマから新天地のカリフォルニアを目指して苦闘する小作農民を描く“The Grapes of Wrath”『怒りの葡萄』を制作。“How Green Was My Valley”『わが谷は緑なりき』(1941年公開)は、ウェールズの炭鉱町が舞台。貧しいが誠実に生きる人々を描く詩情溢れる作品。第二次大戦が始まると、海軍に志願。“The Battles of Midway”『ミッドウェー海戦』(1942年公開)、“December 7th”『真珠湾攻撃』(1943年公開)を制作。この時代にカラーフィルムを使用! ミッドウェー島では、日本軍航空機による爆撃で腕を負傷している。ノルマンディー上陸作戦が実施されたD-Dayには、激戦のOmaha Beachにいて撮影に従事。映像中の米兵死傷者の余りの多さに米政府が公開に難色を示し、フィルムはお蔵入りしたという。スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演『プライベート・ライアン』(1998年公開)の上陸シーンは、命懸けで撮影したジョン・フォードの魂に捧げられたか。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『リサ、味方か(リサミカタカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:茶漬けのCMに出ている力士といえば…。