まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

“Gicht!” “Nein!!”

“Gicht!”はドイツ語で「痛風」、“Nein!!”は「そうではない、いいえ」の意味。「ドイ語なんか書いて格好つけるんじゃねぇ」って誰か言った? 医師の話題なので、つい書いてみたアルヨ。12年前の冬、やむを得ず重い鞄(20kg)を持つ羽目に陥り右膝を痛めてしまったまちゃつ。激痛のため膝を伸ばすことも曲げることもままならなくなる。GTAに肩を借り、職場から一番近い東へ50メートルほど東にあるKクリニック(外科)まで診察を受けに行く。少しでも膝を動かすと辛い。3階から階段を下りるのにも一苦労。待合室での順番待ちの間も痛みに顔をしかめる始末。診療所内の書物などから判断すると、どうやらOCU医学部出身らしい。頭は一流。薮やタケノコではなさそうだ。因みに、「薮」は見立てを間違える拙い医者、「タケノコ」は見立てすら出来ない医者のこと。ちょいと安心。自分の順番がきて四十路前の医師に経緯を説明すると、「痛風でしょう」との見立て。尿酸値の高い同僚を見ていると、肉や魚の揚げ物にビール好き。まちゃつは大飯喰らいだが、野菜はたっぷり摂っている。尿酸値が高くなるような食生活は送っていない。物理的に痛めたのだと説明しても、「血液検査で尿酸値を見れば一目瞭然だ」と先方も譲らない。取りあえず痛み止めの注射を打って貰う。針が太いにも関わらず、刺す時の痛みは無い。膝の痛みの方が勝っているからか。30分程で痛みはぴたっと治まる。「無実」を証明するために血液検査を受けることに。不思議なことだが、採血する段になってK医師の目に一瞬「明るさ」というか「喜び」の表情が現れた。まちゃつの右手甲を取り、浮き出た血管を目にした時である。年寄りの細くて浮き出てこない静脈からの採血に散々苦労してきたからか、それともただの血管フェチだったからか。1週間後に出た「判決」は、まちゃつの「勝利」を物語っていた。患者の話を聞かなあきまへん。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『敷島の井(シキシマノイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:宮城県にある。