まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

第二次臨時行政調査会

30年前の1981(昭和56)年に発足。鈴木善幸内閣が掲げる「増税なき財政再建」を達成すべく行財政改革の審議を行った。3K(国鉄、米、健康保険)赤字の解消、特殊法人の民営化、官業の民営圧迫排除などを提言。会長が本日話題の土光敏夫である。三公社(国鉄電電公社、専売公社)を民営化する提言は、後の中曽根内閣で1983年に結実する。土光敏夫(1896年9/15〜1988年8/4)は、岡山県大野村(現岡山市)生まれ。両親は肥料の仲買商。関西(かんぜい)中学から東京高等工業(現東工大)へ入学。1920(大正9)年、現IHIに入社。タービン製造を学ぶためスイスに留学。後に東芝の社長、会長を務める。「めざしの土光さん」と呼ばれ、質素な生活で知られた。当時、月10万円の生活費以外は、収入のすべてを学校(私立橘学苑:昭和17年に母親の登美が創設した女子校)に寄付。会社役員となってからも、公共交通機関で通勤。誰よりも早く出社したという。臨調会長を引き受ける際には、「臨調答申を必ず実行し行革を進める」旨の言質を首相から取る。「質素な生活をする」政治家が現れないのは、国民の側にも問題があるのかなぁ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『町、反対(マチハンタイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:岩手・秋田県境。