まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

市バス特23系統

谷町線が開通する前のこと。映画を見るため亡母と難波に出ることにした。国鉄を利用できる北部の人を除いて、当時、平野から最短時間で難波へ着きたければ、西田辺までバスを利用し御堂筋線に乗り換えるのが一般的である。一方、渋滞で少々時間がかかっても乗り換えなしで難波に出るルートもあった。喜連住宅前発難波行き、市バス特23系統である。今では廃止されてしまったが、バス一本だから交通費も安い。急ぐ旅でもなし。3,40分もすれば着くだろうと思ったのが大間違い。中野町の交差点でなかなか右折できない。青信号だと、すぐ北側を走る南海線の遮断機が下りる。遮断機が上がると信号が赤という具合。森小路大和川線に入ってもR25との杭全町交差点は、五叉路。バスは遅々として進まない。勝山通りに入る大池橋でも渋滞の列。千日前通りに入る頃には乗車してから1時間以上が経過。鶴橋に到着する頃には、映画が始まる時間はとっくに過ぎて、もう諦めの境地。結局、難波まで90分を要した。距離は、たったの12キロ。バスの平均車速は8キロ。さすがに、歩くよりは速いか。平地なら自転車でも平均時速15キロはでる。渋滞に巻き込まれた国鉄バスが、パトカーに先導されて右側通行。定刻通り襟裳岬に到着できた話を去年書いた。今日は反対に、バスを利用せず自転車で行けば半分の時間ですんだアンラッキーな思い出である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『佐山が生だ(サヤマガナマダ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:江戸初期、タイへ渡る。