まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ノーチラス号

ジューヌ・ベルヌ作『海底二万里』(1880年出版)に登場する潜水艦名。まちゃつが読んだのは小6故、ダイジェスト版だったのだろう。艦長は、謎の人物ネモ。パイプオルガン(?)を演奏するネモ艦長の挿絵は黒を基調としていることもあり、子ども心に不気味に映る。物語冒頭で、各国の軍艦が謎の怪物に沈められる事件が発生。生存者の証言から、船腹に穴を開けられたことが沈没原因と判明。一角獣似の怪物存在が疑われる中、米海軍エイブラハム・リンカーン号が調査に乗り出す。ファラガット艦長に招待され、アロナクス教授と助手のコンセイユが乗艦すると、銛打ち名人のネッド・ランドがいる。結局、リンカーン号も沈められ、アロナクス、コンセイユ、ネッドの3人はネモ艦長に助けられるのだが…。話は、ノーチラス号に戻る。ネモ艦長がアロナクス教授に艦の主要諸元を語るシーンがある。全長は70メートル、最大直径8メートル、排水量は1500トン。ペリー提督の旗艦サスケハナ号は、全長80メートル、全幅13メートル、排水量は不明。1909年竣工、佐久間勉大尉が艇長を務めた第六潜水艇は、全長26メートル、全幅2.5メートル、排水量は95トン。フィクション故かノーチラス号は巨大。130年経って、米戦略ミサイル原潜オハイオ級は、全長170メートル、全幅12.8メートル、排水量は1万8750トン。水中を24ノット(時速44.4キロ)で進む。ベルヌの想像力も及ばぬ巨大さである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『元々、皆吉野(モトモトミナヨシノ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:牛若丸のパパ。