まちゃつの徒然日記

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Jack Roosevelt Robinson

1890年以降有色人種排除を確定していた大リーグ。1947年(日本国憲法が施行された年やでーっ)、その陋習(ろうしゅう)に風穴を開けたのがジャック・ロウザベルト・ロビンソン(通称ジャッキー・ロビンソン)である。右投げ右打ちの2塁手。主な大リーグ通算成績は、打率3割1分1厘。1518安打。137ホームラン。197盗塁。1919年1/31〜1972年10/24。マイナーリーグにいたアフリカ系アメリカ人のロビンソンを大リーガーに昇格させたのは、ブルックリン・ドジャーズ(現ロサンゼルス・ドジャーズ)。ニューヨークを本拠地とするドジャーズ球団の社長兼GMはブランチ・リッキー66歳。有色人種を自球団に招いた彼の動機は、白人以上の運動能力を持つアフリカ系選手と単に安く契約できることにあったらしい。人種差別撤廃論者だったからではないという。しかし、リッキー社長の発表は球界に反対の嵐を巻き起こす。ナショナルリーグのオーナー会議では、ドジャーズを除く全15球団がアフリカ系選手の出場に反対。フィリーズとカージナルズは、ロビンソン選手が出場するなら対戦を拒否する旨を表明した。ドジャーズのチーム内にも一緒にプレイしたくないからという理由で移籍した選手が出たほどであった。これに対し、コミッショナードジャーズを支持。ナショナルリーグ会長は、対戦拒否には出場停止処分を課すと発表。やっと沈静化したという。1987年に新人王の名称が「ジャッキー・ロビンソン賞」に変更され、1997年には背番号42が全球団で永久欠番となる。2004年からは彼がデビューした4月15日を「ジャッキー・ロビンソンデー」に制定し、選手、監督、コーチ、審判に至るまで全員が42の背番号でプレイする。ヤンキーズのようにユニフォームに名前のない球団の選手の場合、見慣れていない視聴者には訳が分からない日となっている。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『気にしただろう(キニシタダロウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:『善の研究