まちゃつの徒然日記

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森毅

東京大田区で生まれ、5歳で豊中へ移る。世界恐慌の影響をまともに受けた昭和恐慌のさなか、父親が外資系の企業を解雇になったのが理由らしい。旧制北野中学校から第三高等学校に進学。東京大学理学部数学科卒。北海道大学助手を経て、1971年から1991年まで京都大学教授。1928年1/10〜2010年7/24。『数学受験指南』の中だったか、京大の数学入試問題作成に触れたくだりがある。入試問題の候補が出ると、片っ端から同僚に解いて貰う。直ぐに解かれてしまうものはボツ。ああでもないこうでもないと苦闘する問題だけが、候補として生き残るのだという。難しいはずである。サボり癖がついた中学校(現北野高校)2年の頃、父親から「2つのことを忘れるな」と言われる。「むやみにサボると、落第してしまう。みんなが学校に行っている時に休むのは自分の責任だ。自分でスケジュールを組みなさい。スケジュール管理ができないなら、サボる権利はない」「サボる場合は、学校に行くよりいい1日を送ること」父親も高等師範学校を出た後、教師をしながら京大で物理を学んでいる。さすがに言うことが違う。落第を免れるため森少年がやったことは、危ない教科1科目を決めてテスト前はそれに集中。必ず満点を取る。一度でも満点を取ると、教師から一目置かれる。いくらサボっても進級させてくれたという。英語の勉強法にも触れていて、学校で使用している教科書の予習は全くやらなかったらしい。定期考査の結果はボロボロ。でも、学年が上がるにつれていわゆる実力問題が出ると、クラスの他の生徒には解けない問題が森少年にだけは解けるケースが出てきたという。代わりに他の中学校採択の教材で勉強していたからである。東大に合格するような人物の言うことだから、一般ピープルが真似てはいけない。真面目に授業を受けるアルヨ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『秋良し、画家悪し(アキヨシガカアシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:信長に追放される。