まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

アリゲータとクロコダイル

ワニに3種ある。極端に吻端が狭い大形のガビアル、別名インドワニ。こいつはアメリカ人には馴染みがないのでオミット。吻が幅広く下顎の前から4番目の歯は露出しないアリゲータ。吻端がとがり頭が三角形、口を閉じても下顎の前から4番目の歯が露出するクロコダイル。この2種が本日の話題。日本球界がトリプルAから不良外人の助っ人を呼んでいた頃。日本までは長旅。現在のように太平洋を一跨ぎ出来る旅客機などない。ハワイやアンカレジで給油のため一旦地上に降りる。あまりおつむの出来の良くない連中でも簡単な日本語を覚えようとする。例えば“Thank you.”は“Arigatou-gozaimasu.”という具合に。でも、母音が多いと野球馬鹿には覚えるのは至難の業。そこで、“arigatou”という日本語の代わりに“alligator”という英語を当てはめて“Alligator-gozaimasu.”と記憶すれば、暗記するのは“gozaimasu”だけで済む。頭の中を覗くと「ワニ+ゴザイマス」という式が出来上がっている。京都や奈良に出かけ、店先で得意の(?)日本語を披露する。「頭が柔らかい」から、肝心な時に同じワニが“alligator”から“crocodile”にたやすく入れ替わる。“Alligator-gozaimasu.”と喋るべきところだが、口から飛び出すのは“Crocodile-gozaimasu.”。日本人店員のけげんな表情が目に浮かぶ。野球選手の名誉のために一言加えると、みんなが頭に弱点を抱えている訳ではないということ。米球界には引退後、医師や大学教授になった選手もいるのである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『無ろーん、法事(ムローンホウジ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:老人福祉法に規定。