まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Sir Alexander Fleming

戦後の混乱が落ち着いた頃、祖父HHは風邪などひいた際に高価なペニシリン注射をバンバン打たせたらしい。「だから、肝心な時にいっちょん効かんダン」が祖母THの口癖。祖父は、2度目の脳出血で寝たきりとなり風邪をこじらせて亡くなっている。当時、既にペニシリンに耐性を持つ菌が出現していたのかもしれない。ペニシリンを発見したアレクサンダー・フレミング(1881年8/6〜1955年3/11)は、ロッホフィールド(スコットランドグラスゴー南方)にある農場生まれ。4人兄弟の3番目。父親が59歳で再婚してから生まれている。先妻との間にも4人の子どもがあったから、都合8人兄弟の7番目ということになる。ペニシリンの精製に成功したハワード・フローリーとエルンスト・チェインの両名と共に1945年ノーベル生理学・医学賞を受賞。フレミング7歳の時、父親が死去。その後ロンドンで眼科医をしていた兄の勧めでリージェント工芸学校に2年間通う。商船会社に4年勤務した後、父方の叔父が亡くなり小金を相続。内科医になっていた上の兄が、同じ道に進むよう話したのがきっかけで医師になる資格試験を受ける。成績は全英で1番。水球試合で知っていたセント・メアリーズ病院医学校に入学。外科医師の資格を得る。そのまま外科医となったかというと、また外れ。病院対抗の射撃チームを強化したがっていた先輩に誘われ、細菌学の権威ライト教授の研究室に残る。ライフル射撃の腕の良さを買われてのことらしいが、終生をここで過ごしている。「失敗は成功の母」という言葉がある。フレミングペニシリンを発見できたのも、「失敗」を生かすことができたからだと言われている。本来混入など許されない細菌の実験中のこと。ブドウ球菌の培地の1つに誤って青カビが混入。青カビの周りだけブドウ球菌の生育が阻害されているのを見つけたのが、青カビからペニシリンを発見するきっかけになったという。本日は、フレミングペニシリンを発見した日である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『バイオだ(バイオダ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:江戸時代には砲台があった。