銀河系外に銀河があることを実証した人物。また、「２つの銀河間の距離が大きくなるほど、互いに離れる相対速度も距離に比例して大きくなる」というハッブルの法則でも知られる。この法則が現在の宇宙論で支配的な考え方「ビッグバン宇宙論」につながったという。Edwin Powell Hubble（１８８９年１１／２０〜１９５３年９／２８）は、保険会社役員の子としてミズーリ州に生まれる。小学生時代にイリノイ州に引っ越す。学生時代は、陸上やボクシングなどの運動選手として名を馳せる。高校時代には、走り高跳びでイリノイ州記録をつくったという。シカゴ大学に入り数学と天文学を学ぶ。オックスフォード大学の奨学生に選ばれ３年間イギリスに渡る。法学を学び修士として帰国。法律事務所に勤めたり高校の教員をしたりの生活に終止符を打ったのは、第一次大戦勃発。軍隊に入隊し少佐で除隊。シカゴ大学の天文台に戻る。１９１７年博士号取得。１９１９年、ウィルソン山天文台の創設者にして台長のジョージ・ヘイルから誘われ天文台職員となり、終生をウィルソン山天文台で過ごす。第二次大戦中には軍隊に再入隊。５７年前の今日、カリフォルニア州で心不全のため亡くなっている。「葬儀をせず、墓標のない墓に埋葬するように」との遺言に従い、妻のグレイスは埋葬先を明かさなかったという。地上５６０kmの低軌道を周回する、NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、彼の名に因む。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ほな、うんとしてな（ホナウントシテナ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：アブラムシを捕食。
