まちゃつの徒然日記

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松下村塾

名称の由来は、萩城下「松本村にある塾」という意味。吉田松陰(1830年〜1859年)が主宰していなければ歴史に名を残すことはなかったか。叔父、玉木文之進により1842(天保13)年に設立。松陰自身も一時期ここで学ぶ。藩校、明倫館で塾頭を務めた後、蟄居中の松陰が実家の母屋で松下村塾を主宰したのは2年程のこと。明倫館には士分しかいない。つまり、足軽や中間(ちゅうげん:武家の雑用係で脇差し1つの身分)には、入学が許可されない。だが、松下村塾は身分の隔てなく学べたという。そうは言っても、高杉晋作のような200石の士分の者は珍しかったか。松陰神社を訪れたのは、23年前の盆休み。かんかん照りの中、境内はひっそり閑としている。ぽつんとある小さな建物が塾舎。二間で十畳ちょっと。こんな狭い所だったのか。久坂玄瑞高杉晋作伊藤博文らが学んだ塾は! 130年前に思いを馳せる。安政の大獄で斬首になった松陰の辞世。

身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂

親思ふ心にまさる親心けふのおとずれ何ときくらん


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『奔放、九人こけ(ホンポウクニンコケ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:最高法規